・御子柴雅人(みこしば・まさと)
本編の主人公で画家を志す光陰学園の二年生だが、とある大財閥の総帥の孫に当たる。
しかし本人には画家として身を立てる、という以外の欲も野望もなく多少のことには動じない冷静な性格だが、祖父の企みでメイド付き一軒家が自分一人のために用意されていたのには戸惑いを感じている。 |
・樋橋美羽(ひのはし・みう)
御子柴家の屋敷で幼少の頃から家事一般を仕込まれた……のだが得手不得手が極端であまり身についているとは言いがたい。料理なら煮込みが必要なもので出来にムラがあったり、掃除では何故か窓拭きをするとよくガラスを割ったり。目端は利くが対応にムラがあるため総体としてかなりミスが多く見えてしまう損な体質。また時間感覚が非常に大雑把で、一度熱中すると寝食を忘れて没頭してしまう。 |
・関春奈(せき・はるな)
美羽よりも一つ年長のメイドさん。
美羽と同様に御子柴の屋敷で幼い頃からメイドとしての教育を施され、こちらはいずれもかなりの水準までこなすことが出来、春奈が日程を順調にこなすとそのまま時計代わりになるという正確さをも誇る。但し、ちょっとネジが緩むと雪崩のようにミスや不幸を呼び込む、美羽言うところの「二次災害体質」である。 |